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洞藏酒

双坛洞藏原浆酒

日本酒造りは伝統文化であり、日本酒は日本を代表するお酒『国酒』と位置づけられています。それにもかかわらず年々消費量が落ち、お酒を飲んでいる人10人のうち日本酒の愛飲者は1人にも満たないというのが現状です。伝統を伝統のままにしておくだけでは、日本酒は廃れていく一方です。飲んでくれる人がいなければ、造り続けていくことすらできなくなるかもしれません。

日本酒造りを取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し続けています。技を守り、研鑚し続けること(伝統)も大切ですし、伝統技術を礎に価値のある商品や提案を時代に合わせた形で提供すること(革新)も、私たちの役割であり使命であると考えます。

たとえば、日本酒蔵が梅酒を造るという挑戦も、20年前は未知の領域で、同業界の方から非難のお言葉をたくさんいただきました。こうした環境にあってもお客さまのニーズは増加し、梅酒の市場が確立され、今では日本酒蔵が梅酒を造ることも当たり前になりました。このように私たちを取り巻く市場環境は、わずかな時間の流れのなかで大きく変化し、酒文化も変わってきたのです。

梅乃宿酒造では、その時代のスピードや流れに遅れないようについていくのではなく、次の新しい酒文化を自分たちが創っていくという強い意志を持ち、皆様に“新しさ”をご提案していきたいと考えています。歌舞伎にスーパー歌舞伎があるように、友禅染のアロハシャツがあるように、私たちは、新しいことへの挑戦が伝統を守ることにもつながると信じているのです。

飲む人をワクワクさせる“新しい酒文化”を感じていただける酒蔵を目指し、また、その“新しい酒文化”が次の伝統となるように、私達はこれからも努力と挑戦を続けてまいります。

五代目蔵元 吉田佳代